A By Courio-Cityでは、今回のCMWC 2023 Yokohamaで、CAMPION BAGをつくらせていただきました!!
CMWCではチャンピオンに贈られる最も栄誉あるプライズの一つが「Champion’s Bag」です。
CMWCの開催が決まった時からどうしても作らせてもらいたかったのが、Delivery Raceのチャンピオンバッグ。
もしかするとチャンピオンになるよりもチャンピオンバッグを作らせてもらえる方が、二度とない機会のように思います。
地元横浜のメッセンジャーとして、国内でも唯一のメッセンジャーカンパニーが作るメッセンジャーバッグブランドとして、
この上ない機会をいただきました。
さぁ、デリバリーレース決勝戦のスタート。緊張の瞬間。使い込まれたバッグを背負い階段を駆け上がります。
このメッセンジャーバッグを背負った人たちが駆け上がっていく姿は圧巻でした。
Photo: @sanzou.motya.sanui
Photo: @rocky_rinproject (左からMCのIssy、Nao Yoshida、Ko Yoshida)
今回製作したメッセンジャーバッグは、様々なBLACKの布地を赤レンガ倉庫をイメージして縫い合わせ、
ベルトとフラップのパイピングには、世界チャンピオンの象徴アルカンシェルをイメージたカラーでTie Dye(タイダイ)で作りました。
そして、フラップに白で描かれているのは、シルクドゥソレイユにも出演したBMXアーティストの”Nao Yoshida”がCMWCの文字を、
BMXを使った独自の技法”Ridrawing”で描かれています。
Photo: @atuyr(A By Courio-Cityのデザイナー兼製作担当のJAG/ジャージ)
今回は当日朝までCMWC会場で販売するアイテムの製作を行いながらも予選を走りました。
デリバリーレースは、走るスピードやルート選択もさることながら、Pick&Drop時のバッグの使い方などの所作も非常に重要で、
上位のライダーほど所作がスマートで、驚くほどバッグの取り回しがスムーズです。普段から使い慣れたバッグを使用する人がほとんどです。
近年は、メッセンジャーバッグに加えフロントラックも駆使してデリバリーするメッセンジャーが増えています。
そして白熱したCMWCメインの”Delivery Race”を制したのは、
OPENクラス/SAFA( @safabrian )
WTNBクラス/Shottie( @shotti_e )
Photo: @atuyr
OPENとWTNB(Women,Trans Gender,Non-Binaryの略称)というカテゴリー分けもCMWCの特徴であり、ワイルドな見た目とは裏腹に非常に先進的な感覚を持ち合わせたメッセンジャー達による大会なんです。メッセンジャーは多様性やマイノリティを受け入れる価値観を持っていて、様々な国から訪れる人たちが国境を気にすることなく交わり、そこにいるだけでHAPPYな気持ちになりました。
Photo:( @atuyr /左Safa、右Shotti)
話はそれましたが、そうチャンピオンバッグはこの二人に贈られました!!CONGRATS!!
最高にカッコいいメッセンジャーの二人にチャンピオンバッグを贈呈出来て最高の栄誉をチャンピオンに負けないくらい感じることが出来ました!ありがとうございます!!
Jicho